中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

寄り添いすぎて、しんどくなる

 台風や洪水で被害を受けた人のことを思っていると、

自分が同じ立場にあるような気分になって疲れてくる。

大変さが見える場合ほど、それがひどくなる傾向にある。

今回のクルーズ船の場合は、あまり見えないのだが・・

クルーズ船に乗った経験もあり、高齢者の立場を考えると

同化してしまう。最初から、どうして高齢者とか、持病の

重い人たちだけ早めに隔離観察しないのかと思っていた。

高齢者で持病のある人は辛いものだのだ。病状が悪化して

くる前に下船させてやらないと、なおさら大変なことに

なる。クルーズ船と言う天国を味わうような気分の場所が、

一転して地獄になるという「天国と地獄」が紙一重という

体験をされた方々は、人生は甘いものではないことを実感

されたことだろうと思う。一寸先が闇と言うことはいくらでも

ある。それを乗り越えるのも人生・・人の一生だとも思える。

わずかな苦しさで直ぐに死を選んでしまうような若者たちは

この苦しい人生というものを乗り越えられない「宿命」を持って

いるのか、乗り越える強さを作り出していくのか、それも本人の

底力だろうと思っている。そんな若者は、鑑真さんや空海さんの

意志の力を感じてほしいものだ。 書いている内に、道がそれて

しまっているが、もうろうとしている頭から、若者にひとつでも

何かを伝えたいという思いだけは書けているかも。

私は生徒たちに MAY I HELP YOU? を教えてきたが、

その本当の意味を、私が伝えたかった意味を理解している生徒が

どれだけいたかと・・今・・不安になっている。