米・イラン問題で、イランがクローズアップされたのでイランのことと、
海外脱出を絡めて書いてみたい。
中国に新疆ウイグル自治区というところがある。いわゆる「西域」である。
シルクロードに面している。 多くの人々に知られている「西遊記」は唐の
時代に中国からインドまで行き、仏教の経典を持ち帰った玄奘三蔵の長年の
旅を記した「大唐西域記」を基に面白おかしく書かれたもだ。
玄奘和尚の旅は「海外に出ることを禁じられていた中での海外脱出だった。
玄奘三蔵は西暦629年から645年までかけた命がけの厳しい旅だったのだ。
何度も足止めを食らいながら、国境を抜けてインドにたどり着き、経典を
持ち帰るまで、大変な苦労を重ねた。 ゴーン氏のように、箱に隠れて
プライベートジェット機で飛びたったものとは,比較にならない。
玄奘三蔵の場合は、歴史に輝くような国境突破であり、帰路にも大変苦労した。
玄奘三蔵が往路、復路に通った西域は日本の6倍もあるほどの広さだ。
猛暑で、地面に卵を置くとゆで卵になると言われるほどの地域でもある。
その西域で暮らす人々も、もちろん中国人だが・・極端な言い方をすると、
イランとトルコの混血の末裔と言って人たちであり、とても美人が多い
ことでも知られる。唐の時代のイランやトルコが中国と、すでに深い関係に
あったことはよく知られている。
米・イラン、ゴーン氏・・何の関係もないが・・ふと・・思いついて
書いてみた。 お笑いください。