首相主催の「桜を見る会」の来春の中止を発表したが、来春
以降とは言っていないので、来年だけかもしれない。
マスコミのこれまでの取材で総理が関与していることは紛れも
ない事実だと判明して来ている。
安倍首相は「私は招待者の取りまとめなどに関与していない」と
説明するが、参加者の一人は「安倍総理の事務所が飛行機やホテル
の手配をしてくれた」と証言している。
まあ、それらは事実だろう。 野党は、安倍首相が桜を見る会を
私物化して地元支援者を数百人規模で招き、後援会活動に利用して
いた可能性があると問題視しているが、それもそうだろうと思う。
招待者は、安倍首相の言うように「功労、功績があった人」だけでは
なかったことも分かっている。
野党は鬼の首でも取ったように喜んでいるが、これまで気がつかな
かったというのも間抜けな話だ。 野党がもう少し結束が固かったら
首相だってこんな勝手な真似は出来なかったはずだ。国民からの税金
を自分勝手に使ってよいはずはない。日本の政治家は税金の大切さを
忘れて久しい。だからこそ世界一の借金国になっている。来年度予算
も、国債を使っての、言い換えれば借金で作る予算なのに、余っている
金などあろうはずがない。
日本国の象徴である天皇陛下の「園遊会」を真似て首相が「桜を見る会」
を作ったと思える。参加者に自分を売り込む絶好の機会だから。しかし、
園遊会の真似事をするなどとんでもない思い上がりだと、私は思っている。
身の丈を知れ!!といいたい。