中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

香港の抗議デモは騒動から革命運動になるのか

 香港でデモから騒動にまで拡大し、死者も出たが、これは

単なるデモなのか、革命運動なのか?  と考えている内に

今日は交通警官が発砲してけが人が出ました。 あの発砲場面を

ニュースで見ましたが、あの局面では発砲もやむを得なかったかも

と思います。アメリカだったら、射殺されていたでしょう。

 デモの発端は法案の撤回でしたが、撤回した後も「撤回が遅すぎた」

としてデモ活動は広がるばかりです。 一言で言えば人権を守りたい

ということに尽きるかと思われるが、デモが暴動につながれば、ただ

ではすまない。ただでは済まないということは、多くの死者が出ると

うことです。 死者が多くなればなるほど、それは革命に近づくこと

です。 日本の明治維新も革命でしたが、数え切れないほどの死者を

出しました。フランス革命は驚くほどの死者を出しました。ロシア

革命は信じられないほどの死者を出しました。中国の共産党革命も

多くの死者を出し、文化大革命でも多くの死者を出しています。

 香港のデモが暴動になり、死者が増えるとどうなるか? 暴動の

裏側には世界各地で謀略をやってきたCIAが糸を引いているのでは

と、疑っても仕方がありません。香港市民は、どこで矛を収めるか、

そのタイミングを誤れば悲惨な結果が待っているのではと心配する。

 香港の状態を注視しているのが台湾の人たちでしょう。いずれの

日にか、同じような局面に立たされるかわからないからです。ただ、

台湾の場合には軍事力があり、そういう点では香港とは違います。

 観光客が減り、商売に大きなダメージを与えている現状は、市民

たちにとっても、ただ眺めているだけでは、自分の首を絞めるような

ものですから、そろそろ、市民たちの間で大きな議論が始まること

でしょう。