中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

警戒区域外、浸水想定区域外を騒ぐとどうなるか

 マスコミが、土砂災害警戒区域外とか、浸水想定区域外で

被災が起こっていると書いている。こういう騒ぎ方をすると

どうなるか? 自治体が責任逃れに、区域を一気に広げて

しまうことになりかねない。

 何事も「お上」に頼りすぎる日本人の悪い癖だとおもう。

わたしは、情報を丁寧に確実に住民に伝えるようにと望むが、

区域指定をやたらと増やしてほしくないと考えている。

 地方自治体は、危険地域指定を広げるようなことをしないで、

どうすれば住民に確実な情報を早く届けることができるかを

もうちょっと研究してほしい。 地域の人たち突っ込んだ話し

合いを持ってほしい。 指定区域を広げたり、避難勧告や指示

を出す方が楽に決まっている。 だが、自治体は楽をしては

いけない。 住民を守るための方策を真剣に考えるべきだ。

学校の問題でもそうなのだが、行政に真剣さが足りないように

おもう。 縦割り行政のための貧弱さが問題なのだ。もっと、

横の連絡を(といっても、その意味が分かっている人も少ないが)

取り合行政であってほしい。隣の課で係りで、なにをやっている

のかが把握していないようでは緻密な行政は出来ない。

災害問題では、予測、対策、情報把握、情報の連絡などを根本的に

考え直さなければならないのではないだろうか。住民を脅すような

対策があってはならないと思う。