ローマカトリックはこれまで独身男性だけが司祭になれるとしていたが、
今回の会議で既婚男性も司祭になれると決めた。
会議では、南米アマゾン地域の環境問題などについて話し合われた。
この中で、都市から遠く離れたアマゾンの奥地では、ミサを執り行う司祭の
人材が不足しており、「既婚者でもミサを行えるようにしてほしい」との
地元の要望についても議論された。 26日に採択された最終文書では
「適切な訓練を受け、教会のコミュニティーで認められた人」であれば、
既婚男性が儀式をすることを認めるとした。
独身男性に限るとしたのは900年前というから、日本では平安時代の
末期の頃ということになる。宗教改革の時にプロテスタントは既婚男性
が牧師になるとこを認めたが、カトリックは認めていなかった。
しかし、司祭による性的な無法が世界中で起こっていたことは明白だった
にもかかわらず今日まで頑なに独身に拘ったことは、褒められたことでは
ないと、私は思っている。