中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

2015-02-01から1ヶ月間の記事一覧

圧迫骨折とセメント療法

瀬戸内寂聴さんが脊椎圧迫骨折した際に骨セメント療法を受けた ことが、現在発売中の月刊・文藝春秋に書かれています。 寂聴さんの素晴らしい闘いには心から拍手を送りますが、この記事 の中で、セメント療法がかなり素晴らしいとものと思い違いするような …

夢を見るために現実がある?

言葉と言うものは難しい。 下手に夢と現実は同じ・・などと言うと「夢現(ゆめうつつ)」と いうことになって、それを辞書で引くと [ 夢とも現実とも区別がつかない状態。また、ぼんやりしている状態。] などということになってしまうから、私が言いたい話と…

夢と現実の中で

夢もあなたの人生の中で生きている経験だと、先ほど書き ました。 私がJA・NEWS新聞に2004年7月号に書いた「あの長嶋さんと 会った」というコラムをここに掲載しておくが、11年以上も前の ことなのだが、今となっては、夢だったのか現実だった…

夢と現実のちがいを考える

夢現(ゆめうつつ)という言葉は、夢と現実の違いが分からなく なっている様だというように、どの辞書でも書いてありますが、 ほんとうにそうなのでしょうか。 夢と現実は、実は同次元だと私は思っています。 皆さんは、過ぎ去った古い経験(現実になったこ…

新イカナゴ漁始まる

イカナゴ漁が解禁となった。 今年は昨年同様に不漁ではないかと予測されている。 神戸では多くの家庭が「くぎ煮」のために競って新鮮なイカナゴ を買い求めるために釜揚げもなかなか買えなくなってきた。 この大阪湾や瀬戸内海で獲れるイカナゴは関東のもの…

イスラム国問題と月刊・文藝春秋

日本人と言うのは物忘れが速い。だからと言うわけではないが 歴史にも弱い。 イスラム国問題が大きく取り上げられた頃には、みんなが大騒ぎ している感じだったのに、最近では、何事もなかったような顔をして いる。 あの問題をきっかけとして歴史的にイスラ…

「ぐるっと」シリーズが面白い

私たち夫婦が毎日のようにみているTV番組がある。 そのために数時間を使っている。 ところが日曜日に孫息子が来て、月曜日には外出から帰ると 娘と孫娘がわが家に来て朝の2時過ぎまで喋っていた。 昨日は疲れて買い物にいく元気もなくへたばっていた。 今…

超多忙な一日

昨日は超多忙な一日だった。 3月、28,29日に開催する美術展に向けて、毎年ご協力くださって いる書道教室の先生にごあいさつに行った。 毎年は年末と1月末の2度ご挨拶に伺うのだが、私の体調不良で 年末には行けず、遅くなってしまった。 この先生と…

「ノートン」トラブルに巻き込まれる

昨夜、ブログを書いていたら突然にエクスプローラーが動かなくなって パソコンが使えなくなった。 検索さえもできないお手上げ状態となった。今のノートパソコンに なって3年目、初めてのトラブルだし、思い当たることもないだけに 当惑した。 孫に電話をし…

脈を取る医師の表情診察し

◆「脈を取る医師の表情診察し」 今日の毎日新聞朝刊の近藤流健康川柳に選ばれている 新宮市の三崎幸子さんの作品である。 なるほどなと思いながらもピンとこないのはなぜか? 今どきの医者で脈を取る医者がいるのかどうか・・・と、ふと 考え込んでしまった…

コルセット装着1か月

コルセットを装着して1か月が過ぎた。 装着2日後に製作会社まで出向いたほど違和感があり、 その後、自分で改良したり、製作会社に改良してもたっらり、 幾度も工夫を重ねてようやく腰骨を強く圧迫する辛さから 逃れることができた。 骨折したかなと思われ…

老いて気が付く素晴らしさ

3月28(土)29(日)両日、日本がん楽会第7回美術展が開催 される。感動の美術展とも言われているが、毎年広い会場いっぱいに 作品が展示される。 来館された方々は、作品の素晴らしさに驚き続いて感動を受ける。 毎年この美術展に出展してきたが今年…

生まれ変われるとどんな職業を選ぶだろうか

もし、生まれ変われるとしたら、次はどんな職業を選ぶだろうか。 もちろん輪廻転生では決して人間に生まれ変われるとは限らない ことになっているが、ここでは固いことは言わないで、夢のように 考えてみようと思う。 いま生き続けている人生の中学生のころ…

病気の連鎖性について(1)

医療の進歩と命シリーズで、私の病気について簡単に書いてきた。 こんなに病気を持っているって自慢にもならないと思いながら書いている。 ところが、これらの病気には関わり合いがあることが分る。 それぞれが別の原因で発症したというよりは、前の病気があ…

医療の進歩と命(9)耳鳴り

2年半ほど前からかなり厳しい耳鳴りに襲われている。 私の場合は、耳鳴りというより「頭鳴り」と呼んでいる。 非常に高い周波の音から低い周波の音まで4~5種の 音が24時間絶え間なく聞こえる。 マイクのハウリングの音や、NHKが深夜の放送後に時折…

医療の進歩と命(8)肺塞栓症など

このシリーズ(1)で、肺塞栓症が見つかった経緯を書いたので、詳しいことは 省略する。とにかく厄介な病気で、発症するまでに見つけることはほぼ不可能と いう。 心筋梗塞などよりも死亡率が高いといわれながら、発症しても病名を 探しているうちに死亡す…

医療の進歩と命(7)前立腺がん

今回は2番目の持病、前立腺がんについて書こう。 パースに移住して14年目に入った2005年5月に、泌尿器科医の Mrイングランドから前立腺がんの告知を受けることとなっ (イギリスの関連国では外科医に敬意をこめてDrではなくMrと 呼ぶようだ)。 がん…

医療の進歩と命(6)

今回は私の持病のうちの喘息について書いておこうと思う。 (1) 喘息。60歳ごろ豪州パース在住時に発症。豪州・パースは世界一美しい街とも いわれる130万都市である。工場と言うものをみることもなく、煙突も見当たらない。 空も海も真っ青で空気の…

医療の進歩と命(5)

前回、現在私が抱えている持病を次のように書いた。 (1) 喘息(60歳ごろに発症)以来20年間、コントロールを続けている。 (2) 前立腺がん(70歳に告知を受ける。進行癌であり、手術が受けられない ので、放射線治療と化学治療を行っている) (…

コルセットのその後

私のコルセットに関しての記事にコメントもいただいているので、 その後のご報告をしておきましょう。 コルセットというのは、装着している患者が「痛いから」などと 言う理由で勝手に形態を変えるということは普通は許されません。 ブログにも書いたように…

医療の進歩と命(4) 持病

今回は最初に私の持病について書いておきたい。持病とは、私が 今抱えている病気のことである。80歳ともなれば、いろんな病気を 持っていて当然なのか、持ちすぎているのかわからないが、「うだうだ 言わないで早く死ねよ、じじい」と思う人は、これを読ん…

笑えるニュース

毎日のように嫌なニュースが続いて気が晴れる間もないが 時には笑えるニュースもある。 埼玉県・熊谷県税事務所主任のI容疑者(51)は、熊谷市月見町の 入浴施設「湯楽(ゆら)の里」の女性用脱衣場に、長髪のかつらや 黒色のスカートなどを身につけて脱…

医療の進歩と命(3)

前回「肺塞栓症」のことを書いた。昨年11月に20数回にわたって書いてきたことなので 今回は省略させていただくが、心筋梗塞より死亡率が高いこの病気のことは是非知って おいていただきたいので、国立循環器病研究センターのHPから検索してみてくださ…

医療の進歩と命(2)

難しいタイトルを掲げているが、理路整然と書いていこうとは思っていない。 私が現在経験していること、経験してきたこと(たくさんある)見聞きしてきたこと (これは膨大だ)を思うがままに書き進めていくので、ご了解いただきたい。 医療者には、やや厳…

医療の進歩と命(1)

医療は確実に進歩している。しかし、だからと言って誰もがその恩恵を 受けられるとは限らない。 人は必ず死ぬ。けれどもいつ死ぬかは医師も本人にも分らない。 余命があと何か月だとかというようなことを言う医師の言葉は信じない方 が良い。そんなことを言…

悩み多い人へ・忘れることの勧め

昨日、知り合いから電話を受けた。遠くオーストラリアからだった。 私のブログを読んでくださっているので、この記事も読まれることだろう。 「中原さんは、どうしていつまでもアクティヴに生きられるのですか? 私などは、小さなことが気になって、いつも後…

人は優しいか

学校教育などでも「友人への優しさ」を教える。 文科省では道徳教育を強化するようである。 優しさを教えるとやさしくなるのだろうか? 教えないと優しい人にはならないのだろうか。 やさしさっていったいどういうことなのだろうか? やさしさは人に対してだ…

「黙って座れば治してくれる」医師はどこにもいない。

昨日から始まった、毎日新聞のくらしナビ「がん社会はどこへ」第1部 迷える患者たち」は、読んでいて胸がぎゅっとなるような内容だ。 こういう記事を医師が読んだ場合にどういうように受け取るのだろうかと 考えた。 多分・・多くの医師は患者の医療不信だ…

指がしびれる寒さを・・・

昨日、重要な方に会うために、妻とともに友人とランチを共にした。 家を出たとたんに指がしびれて感覚をなくし、運転できない? と一瞬思ってしまうほどだった。外気温は2度、街まで下っていくと 三宮でも4度だった。 国際会館の15階で山並みが良く見え…

豪快なワイルドフラワー(豪州・パース)

この時期のパースは毎日晴れ渡っているのが普通だ。 それなのにモヤがかっているということはブッシュファイアーの せいなのだ。(いただいたメールに書かれていた) 豪州の東に位置するシドニーやメルボルンに比べると西海岸 のパースはそれほど深刻なブッシ…