中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

2012-01-01から1ヶ月間の記事一覧

私流生き方(115)

(115) 第四章 軋轢の中で 二年目のスタート「やるべき時にはちゃんとやる」 いよいよ、二年目がスタートしました。新しく二年生になった 一期生は、急に二五0名の後輩が入ってきたことに戸惑いを見 せていました。先輩の意地を見せようとしますが、何…

橋下大阪市長をどう思うか

大阪府知事から大阪市市長に乗り換えた橋下さんは「時の人」でもある。 これほど賛否両論を浴びる人も少なかろうと思うほど、彼の言動に多くの 人が期待したり、心配したりしている。 独裁者だという声も多い。彼に任せておくと大変なことになると声高に 言…

私流生き方(114)

(114) 教師の研修 新校舎は生徒で埋まりました。長田校舎を除き、一、二年生合わせて、 二四〇名の生徒が新校舎に入りました。新任の先生が多いことと、同類 の学校が他になく、その経験などを学ぶ機会がないので、教師の研修は かなり丁寧に行いました…

野田首相は何を考えているのか

消費税率アップを積極的に前面に打ち出した首相は野田総理が 初めてではないだろうか。これまで言ってはみたけれど・・・すぐに 取りやめた首相ばかりだっただけに目新しい感じがしないでもない。 「消費税率アップを言うと選挙に負ける」ということは、だれ…

私流生き方(113)

(113) 長田校のこと この年に、250名の新入生が入ってきました。私は、この年の 経験を踏まえて、その翌年には120名、その後は160名程度 しか新入生をとらないようにしました。 250名の生徒の中に明らかに障害を持つ生徒が数十名入っていま…

イラン問題は重大局面に

EUもイランからの石油輸入を禁止した。 アメリカは世界に向かってイランからの石油輸入に対して 制裁を加えると議会で決めている。 このような動きを見て、多くの日本人はどのように感じているの だろうか。 世界の動向は、注意深く、しかも長年にわたって…

私流生き方(112)

(112) 教員の募集 受験生とその保護者との面接に多忙の中で、教員の募集をしな ければなりません。 その春の募集には、七十名の方が応募されました。書類選考なしで 、応募者全員と会ってみることにしました。十名ずつのグループ 面接とし、応募者同士…

アメリカの身勝手(5)イラン問題、TPPなど

久しぶりにこの項(アメリカの身勝手)を書く。 世界の覇権争いは、かつてはアメリカとソ連だった。 今ではアメリカと中国で覇権を争っている。 アメリカは長い間にわたって世界をリードしてきたという自負が あるだけに、その思い上がりも傲慢さも並ではな…

原発事故は今後も起こる

福島原発の事故直後から毎日のような発信して来たが、あまりの 馬鹿らしさに、しばらくは書かないつもりでいたが、久しぶりで 書いておきたい。 一言で言うならば、原発事故は、これからも起こるということだ。 どうしてそう言えるかには、大きく分けて二つ…

私流生き方(111)

(111) 出産時との関わりを調査 面接と再試験テストの答案内容を見れば、その生徒が抱えている さまざまな問題が浮かび上がってきます。国語の単文が書けて いない子は、ほとんどが情緒面に問題を抱えています。当然、 数学の文章題もできていません。言…

チャンスは誰にでもある

不況が深刻だといわれている。確かにそうに違いない。 しかし、私の若いころに比べて考えると、どこが不況?と思えるほどだ。 なぜそう思うのかは「なんとかいけていける仕事は探せばある」からだ。 と言っても、深刻には違いない。 特に今の世は、何でもあ…

私流生き方(110)

(110) 二年目へ向けての願書受付 昭和六十年二月一日。改造が終わっていない新校舎で、二期生の 願書受付が始まりました。心配していた校舎も確保することがで きました。その改修工事も、四月までに何とか間に合いそうでした。 その年の、「入学案内」…

私流生き方(109)

(109) 一期生のこと (この話の中に出てくる白川君のことは、先日実名[黒川]で紹介しています) 学校での日常は、「しんどい」日々の連続でした。十八名という 数字は、少なくてやりやすいように見えて、「一人が風邪を引けば、 みんなが風邪をひき」…

旅の思い出(11)JANEWS紙連載中

連載「旅の思い出あれこれ」 JA NEWS紙2011年12月号 旅の想い出(11) パリ(フランス)(その2) 修学旅行の引率をした時もスケジュールの最後がパリだった。 例によって、生徒たちには自由行動を旨としているので心配が絶 えない。最終日とあって、…

私流生き方(108)

(108) 新校舎探し 新聞やテレビの報道で、来春はかなりの生徒数が予想されました。 教育を考えるとき、来春も一クラス三十名ほどが最もいいのかも しれません。でも正直なところ、それでは借金が増える一方になり、 学校が成り立っていきません。 新校…

童心を取り戻したい。

私流生き方の中で、51歳のころの私の日々を書いている。というより 55歳で出版した「教育の原点を求めて」をそのまま紹介していると 言ってよい。 それを読みながら、いろいろと26年後の今の自分と比べて考えてしまう。 この26年間、ほとんどボラン…

私流生き方(107)

(107) 中学校への説明回り 入学式以降、毎日毎日、高田校長には中学校巡りをしてもらって いました。校内は私が見るから、校長は中学校巡りをし、この学校 のことを説明して下さいとお願いしてありました。高田校長は、 中学校の校長を退職した後、信託…

私流生き方(106)

(106) NHKの取材 二学期になって 話はまだまだ一年生の夏休みなのに、卒業式の日までとんでいって しまいました。もう一度、昭和五十九年の八月に戻しましょう。 八月の初めにNHK から取材の打診がありました。この前のサン テレビの取材が生徒の協…

新年明けましておめでとうございます。

新しい年が明けました。 昨夜12時を過ぎ新年になった途端にUSJのカウントダウンの 花火が舞い上がっていました。約8分間、高さこそ控えめでしたが、 USJを包み込むような爆発的な花火が我が家から見ることが できました。 カウントダウンチケットが…