中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

2011-07-01から1ヶ月間の記事一覧

「やらせ」「八百長」「談合」「カルテル」を考える

「やらせ」「八百長」「談合」「カルテル」を考える 私はこれまで、九電のやらせや、保安院のやらせをわざと「八百長」と 表現してきた。やらせと言う言葉では、その悪質さが伝わらないと考えた からである。 そこで、これらと似通った言葉を集めて考えてみ…

保安院による八百長を黙って見過ごすのか

次のニュースを紹介しておきたい。 まさに、国が行った八百長問題だ。 大相撲の八百長問題など、これらに較べたら大したことではない。 国家を破滅させるかもしれない原発が、これほど軽々しく、国家によって 国民への騙しが行われてよいものだろうか。 これ…

私流生き方(81)

このところの暑さで、少し参っていてPCの前に座る気がしない。 しばらくは、ぼちぼち書くことにしよう。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 最後に、入江若葉さんのことを書か…

NHKにもの申す。すばらしい番組がなぜ深夜に?

偶然にみた「BS世界ドキュメント・終わらない悪夢」ですが、 前後篇の最後の10分間だけしかみられず、とても残念だった。 どうしてNHKは、こんなにも優れた番組をもっと良い時間帯に 放送しないのか、とても不思議である。この番組だけではない、すば…

私流生き方(80)

どうしても、本職の関係でヨーロッパへ行かなければならなく なって、ワイドショーを2週間お休みをもらったこともある。 その時は、パリのホテルから電話での番組出演をしたが、時差の 関係で早朝なのには閉口した。今もだが、当時から私は朝が弱い。 朝一…

私流生き方(79)

それから2年間司会を担当した。この番組は、月曜日から金曜日 まで毎日司会者が代わることになっている。月曜日は歌手のチェリ ッシュ夫妻、火曜日は作家の飯干晃一さん と元宝塚女優、水曜日 が入江若葉さんと私、木曜日が女優の長内美奈子さんと俳優のご…

「原発」に隠されたうそと真実(1)

原発事故が起こって4カ月以上が経ち、多くの国民は収束に向かって いると安心し、あれほど騒いだ原発事故も福島県以外では、節電に 懲りて「原発があってもいいんじゃない」と思っている人もいるようだ。 「喉もと過ぎれば熱さ忘れる」喩のように、人の心も…

私流生き方(78)

「はーい! 2時です」は、キー局を東京12チャンネル (現在の東京テレビ)として、関東地域の全エリアと関西では 、京都テレビ、大阪テレビ、サンテレビのエリアに放送される ことになっていた。メインスポンサーは高島屋である。 放送前日の夕方からレス…

海江田大臣・「忍」の一字を考える

参院予算委員会で、海江田万里・経済産業大臣の左掌に、太字のペンで 書かれたものらしい「忍」の一字がカメラがとらえていた。 この「忍」の一字は、菅首相に翻弄される担当大臣の切ない心だと 同情的に受け止められているようだ。 ちょっとおかしいのでは…

セシウム稲わらが物語る

セシウム牛が大問題に発展している。しばらく牛肉を食べないと 言う人さえ現れている。この騒ぎで牛肉が安くなるのなら、私はうんと 食べたいと思っている。 ただし、子供の場合には用心して控えた方が 良いのにきまっている。ずっと言い続けていることなの…

反原発と脱原発の違いを考える

菅首相は「脱原発」を目指すと言う。 「反原発」を掲げる学者もいる。 この二つの違いは何なんだろうか。 反原発と言うのは、今回の原発事故が起こるずっと前から 原発設置に反対してきたことだと思う。著書として反原発を 訴え続けてきた人たち、裁判に持ち…

原発輸出の是非を問う

今日の国会中継を見ていて思ったことがある。 自民党の塚田一郎氏が首相に対して何度も「イエスかノーで答えて 下さい」と迫るのだ。 「もっと慎重に議論を尽くしてから」と首相が答えると「返事になって いない!」と、もう一度イエスかノーかと迫る。 質疑…

私流生き方(77)

芸能界や放送局と何の縁もゆかりもない私に、突然「テレビの ワイドショーの司会をしてみませんか」と言われ、なんとなく 「いいですよ」と返事をしたものの、その後、放送局からは、 何の連絡もないままに半年が過ぎてしまった。 放送開始日が半月後に迫っ…

夢の原子炉「もんじゅ」と予算

原発に夢はあるのかないのか。 世界中の国々が「安全で、燃料の効率よく、使い廻しのよい」原発を 探し続けている。 「もんじゅ」は、その様な願いを込めて計画された。 原発の使用済み燃料を再利用して発電することができる「もんじゅ」は 使用済み燃料のあ…

私流生き方(75)

ある日、SUN・TV(神戸)の人から電話があった。 「中原さんに、神戸の将来像についてご意見をお伺いしたいの ですが」ということで、翌日近くのホテルのロビーで会った。 一人はプロデュ-サーであり、もう一人はディレクターだと、 頂いた名刺で分か…

恐怖・100キロ先で50万ベクレル

セシウム被曝牛肉の出荷ばかりが騒がれているが、もう一度 牛肉以外の場合も考えてみようではないか。 そもそも牛肉にどうしてセシウムが大量に含まれていたのか。 言わずと知れたことだが、牛の餌となる乾燥稲藁が汚染されて いたからに他ならない。 問題は…

セシウム牛肉問題

福島県から出荷された牛肉に高濃度のセシウムが検出された ことが連日報道されている。 出荷された牛肉の追跡調査も行われて、まるで指名犯追跡劇 のようにさえ見える。 出荷された牛肉を一人が1キロも食べるわけがないし、これほど までに騒がれることに納…

脱原発は当然のこと

菅首相の「脱原発発言」に原発の地元から不満の声が上がっている という。不満なのは、原発で食べてきた人たちではないだろうか。 多くの住民は、原発のよる不安を持っている人の方が多いのではないか。 今回の福島第1原発事故の場合でも、原発資金にどっぷ…

よくぞ言った菅さん・脱原発発言

菅首相の退陣までに、ぜひ言っておいてもらいたかったことがあった。 それは「脱原発」だ。 菅首相がこれを言うには二つの意味があると思う。 一つは、日本国として、将来のエネルギー計画をどう考えるのかと いう決意を表明することだ。 もう一つは、菅首相…

首相引きずりおろしの真相は?

一国の首相の退陣を巡って、これほど騒々しい国は珍しい。 大汚職をやったと言うわけでもないのに、国民が総力を挙げて 菅首相を引きずり降ろしにかかっている感さえある。 先にも書いたが、大震災だけでなく、4基の原発事故が重なると いう、世界に例を見な…

「学ぶ」「読む」「経験する」を考える(8)

これまでに書いてきたことを「ああそうですか」と素直に受け 取れる人はどれだけいるだろうか。点数主義に凝り固まっている 親の場合は「そうは言っても・・」と思うだろう。 私が何を言いたいかと言うと、学校の勉強だけがすべてでは なく、学ぶことは山の…

世論調査の不思議

NHKの世論調査が発表された。 菅内閣の支持率が16%に落ちたととのことである。 支持率の下落は予想していたことではあるが、どこまで自分で 調べ、考えた結果なのだろうかと思ってしまう。 またまた孔子の教えではないが、人が言ってもそれをそのまま …

原発の裏に大金あり

九州電力の玄海原発の地元である、佐賀県玄海町の岸本英雄町長の 実弟が経営する建設会社「岸本組」が2008年度までの15年間に、九電 発注の原発関連工事だけで少報道された。 玄海町長は、先日菅首相がストレス検査を行うと表明した折に怒り狂った よ…

菅首相はバカ殿さまなのか

最近の新聞テレビの報道を見る限り、わが国の首相ほど「馬鹿」呼ばわり されている人は世界でもまれだろうと思う。 本当に、それほどのバカなのか? 私は決して菅さんをひいきしたり かばったりしはしないが、あまりのブーイングのひどさに呆れかえっている…

九電の八百長と大相撲の八百長

大相撲では、八百長があったとして3月の春場所を中止し、5月場所を 「技能審査場所」とした。大相撲の八百長問題は、マスコミに大きく取り 上げられるだけではなく、世を上げての大騒ぎとなったものだ。 さて、九電による八百長問題だ。政府主催の原発説明…

私流生き方(74)

子供のころから右耳が聞こえなかったことでは、かなり辛い 思いをした。授業が聞こえない、右側から突然言われても分か らない。真珠腫独特の悪臭にも悩まされた。毎日2度、耳掃除 をしてきれいな綿を詰めていた。子供のころは、たちの悪いア トピー(当時…

新・三国同盟を提案

第2次世界大戦で、日本・ドイツ・イタリアは三国同盟を結んで連合国と 戦った。連合国に対する言葉として「枢軸国」と言われたものだ。 これらの言葉に良い思い出はなく、思い出すのは辛く暗い時代だった。 あの戦争の原因は「エネルギー問題」だった。日本…

一番大事なの人の命

福島県で「私は墓に避難します」と遺言書を書いて自殺した方がいる。 この悲劇を何と考えるのか。 原発再稼動で最も問題となっているのは、電力不足問題である。 電力不足がなければ、だれも再稼動など望まないのではないか。 何がなんでも原発をと言う人は…

牛で内部被曝の脅威が明らかに

福島県南相馬市から出荷された肉牛の枝肉から基準の4倍半もの セシウムが検出された。 福島県は、牛の体表面の放射線被ばく検査をしていたが、これら11頭の 牛は、その検査をすり抜けて東京都の食肉処理場に持ち込まれたようだ。 問題は、牛の体表面の測…

私流生き方(73)

(69)を書いてから約1年間逆戻りになってしまったが、今回 から(69)の続きに戻ろう。なにしろオイルショックからの一年 間は、波乱の多い私の人生の中でも珍しい経験をした。従業員の家 庭での心中事件と、心中に追い込んだ暴力団組長との対決。心中…